“蓮”のいろいろな読み方と例文
読み方(ふりがな)割合
はす74.2%
はちす16.6%
れん6.7%
ハチス1.8%
ハス0.6%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“蓮”を含む作品のジャンル比率
文学 > 日本文学 > 小説 物語2.8%
文学 > 日本文学 > 詩歌1.7%
文学 > 日本文学 > 日記 書簡 紀行1.1%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
とて見返るほこらは、瓦斯燈のもやいて、空地にはすの花のあかいがごとく、池があるかと浮いて見える。
日本橋 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
はすの実を売る地蔵盆の頃になると、白い綿のような物の着いている小さい羽虫が町を飛ぶのが怖ろしく淋しいものであった。
綺堂むかし語り (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)
濡佛ぬれぼとけ錫杖しやくぢやうかたをもたせ、はちすかさにうつき、圓光ゑんくわうあふいで
深川浅景 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
原稿用紙二枚に走り書きしたる君のお手紙を読み、わば、屑籠くずかごの中のはちすを、確実に感じたからである。
七草ななくさ牧野まきのが妾宅へやって来ると、おれんは早速彼の妻が、訪ねて来たいきさつを話して聞かせた。
奇怪な再会 (新字新仮名) / 芥川竜之介(著)
いけまわって、築山つきやますそはしるおれん姿すがたは、きつねのようにはやかった。
おせん (新字新仮名) / 邦枝完二(著)
ハチスの花に似てゐながら、もつとコマやかな、——絵にある仏の花を見るやうな——。
死者の書 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
ハチスの花に似てゐながら、もつとコマやかな、——繪にある佛の花を見るやうな——。
死者の書 (旧字旧仮名) / 折口信夫釈迢空(著)
若人等は、この頃、氏々の御館ミタチですることだと言つて、ソノの池のハスの茎を切つて来ては、藕糸ハスイトを引く工夫に、一心になつて居た。
死者の書 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)