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蓮
ふりがな文庫
“蓮”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
はす
72.7%
はちす
18.2%
れん
6.4%
ハチス
1.6%
ハス
0.5%
ロータス
0.5%
▼ 他 3 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
はす
(逆引き)
寺へ着くと子供が
蓮
(
はす
)
の花を持って来て鼻の先につきつけるようにして買え買えとすすめる。
貝多羅
(
ばいたら
)
に彫った経をすすめる老人もある。
旅日記から
(新字新仮名)
/
寺田寅彦
(著)
蓮(はす)の例文をもっと
(50作品+)
見る
はちす
(逆引き)
「おばばか。おばばはもう十万億土へ行ってしもうた。おおかた
蓮
(
はちす
)
の上でな、おぬしの来るのを、待ち焦がれている事じゃろう。」
偸盗
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
蓮(はちす)の例文をもっと
(34作品)
見る
れん
(逆引き)
ある静かな雨降りの
夜
(
よ
)
、お
蓮
(
れん
)
は
牧野
(
まきの
)
の
酌
(
しゃく
)
をしながら、彼の右の頬へ眼をやった。そこには青い
剃痕
(
そりあと
)
の中に、大きな
蚯蚓脹
(
みみずばれ
)
が出来ていた。
奇怪な再会
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
蓮(れん)の例文をもっと
(12作品)
見る
▼ すべて表示
ハチス
(逆引き)
磨かれぬ智慧を抱いたまゝ、何も知らず思はずに、過ぎて行つた幾百年、幾萬の貴い
女性
(
ニヨシヤウ
)
の間に、
蓮
(
ハチス
)
の花がぽつちりと、莟を
擡
(
モタ
)
げたやうに、物を考へることを知り
初
(
ソ
)
めた郎女であつた。
死者の書
(旧字旧仮名)
/
折口信夫
、
釈迢空
(著)
蓮(ハチス)の例文をもっと
(3作品)
見る
ハス
(逆引き)
若人等は、この頃、氏々の
御館
(
ミタチ
)
ですることだと言つて、
苑
(
ソノ
)
の池の
蓮
(
ハス
)
の茎を切つて来ては、
藕糸
(
ハスイト
)
を引く工夫に、一心になつて居た。
死者の書
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
蓮(ハス)の例文をもっと
(1作品)
見る
ロータス
(逆引き)
日本の
蓮
(
ロータス
)
は
動
(
うごか
)
し
難
(
がた
)
いトラジションを持っている。ギリシヤの物語で
神女
(
ナンフ
)
が
戯
(
たわむ
)
れ
浮
(
うか
)
ぶ
水百合
(
ネニュフワール
)
とは違う。
曇天
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
蓮(ロータス)の例文をもっと
(1作品)
見る
蓮
漢検準1級
部首:⾋
13画
植物の漢字
黍
黄蜀葵
黄葉
黄檗
黄楊
鹹草
鷺草
鴨脚樹
鳶尾
鳳仙花
鳥甲
鳥兜
鬼蓮
鬼灯
馬酔木
馬尾藻
風信子
青茅
雛芥子
雁皮
...
“蓮”を含む語句
蓮葉
白蓮
蓮花
白木蓮
蓮華
睡蓮
蓮根
蓮田
紅蓮
蓮華草
青蓮華
黄蓮
花蓮
蓮池
日蓮宗
白蓮華
蓮如
南無妙法蓮華経
青蓮
金蓮
...
“蓮”のふりがなが多い著者
紫式部
吉川英治
作者不詳
北原白秋
泉鏡花
正岡子規
泉鏡太郎
谷崎潤一郎
永井荷風
島崎藤村