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『旅日記から』
ふりがな文庫
『
旅日記から
(
たびにっきから
)
』
一シャンハイ 四月一日 朝のうちには緑色をしていた海がだんだんに黄みを帯びて来ておしまいにはまっ黄色くなってしまった。船の歩みはのろくなった。艫のほうでは引っ切りなしに測深機を投げて船あしをさぐっている。とうとう船が止まった。推進機でかきま …
著者
寺田寅彦
ジャンル
文学 > 日本文学 > 日記 書簡 紀行
初出
「渋柿」1920(大正9)年6月~1921(大正10)年4月
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約48分(500文字/分)
朗読目安時間
約1時間20分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
劇場
(
テアトロ
)
闘鶏
(
ハーネンカンプ
)
兀
(
ごつ
)
分
(
ぶ
)
艙
(
ふなぐら
)
顎骨
(
がくこつ
)
角
(
つの
)
剛
(
かた
)
籠
(
かご
)
昼寝
(
シエスタ
)
眺望
(
ちょうぼう
)
麻繩
(
あさなわ
)
鳥頭
(
とりかぶと
)
針
(
ばり
)
釜
(
がま
)
袂別
(
けつべつ
)
苦海
(
ビッターシー
)
芸妓
(
げいぎ
)
船室
(
キャビン
)
肱掛
(
ひじか
)
紅鶴
(
フラミンゴー
)
愚園
(
ぐえん
)
尻上
(
しりあ
)
子守
(
こも
)
大船
(
おおふな
)
囃
(
はやし
)
双生
(
ツウイン
)
兎
(
うさぎ
)
裂罅
(
れっか
)
竿
(
さお
)
笑顔
(
えがお
)
笠
(
かさ
)
笹
(
ささ
)
篩
(
ふるい
)
籐
(
とう
)
喉音
(
こうおん
)
紅海
(
こうかい
)
喉
(
のど
)
素人
(
しろうと
)
素朴
(
そぼく
)
紺青
(
こんじょう
)
綴音
(
シラブル
)
緋色
(
ひいろ
)
縞
(
しま
)
繩
(
なわ
)
罐
(
かん
)
肌
(
はだ
)
肥
(
ふと
)
呉淞
(
ウースン
)
臼
(
うす
)
舷
(
ふなばた
)
舷側
(
げんそく
)
右舷
(
うげん
)
艘
(
そう
)
艫
(
とも
)
芝
(
しば
)
芝生
(
しばふ
)
厄介
(
やっかい
)
苦悶
(
くもん
)
勾配
(
こうばい
)
茅屋
(
ぼうおく
)
菓汁
(
かじゅう
)
葡萄
(
ぶどう
)
蓮
(
はす
)
藤棚
(
ふじだな
)
蘆
(
あし
)
虎
(
とら
)
虹
(
にじ
)
蝋
(
ろう
)
蝋燭
(
ろうそく
)
蝦
(
えび
)
行李
(
こうり
)
剃
(
そ
)
人糞
(
じんぷん
)
乞食
(
こじき
)
鸚鵡
(
おうむ
)
鴎
(
かもめ
)
鴉
(
からす
)
些細
(
ささい
)
鱶
(
ふか
)
鰻
(
うなぎ
)
驢馬
(
ろば
)
驟雨
(
しゅうう
)
駱駝
(
らくだ
)
駝鳥
(
だちょう
)
風蝕
(
ふうしょく
)
風呂
(
ふろ
)
亭前
(
ていぜん
)
頭巾
(
ずきん
)
頬
(
ほお
)
鞭
(
むち
)
靴
(
くつ
)
青島
(
チンタオ
)
靄
(
もや
)
霞
(
かすみ
)
隻
(
せき
)
輿
(
こし
)
赫鬚
(
あかひげ
)
軽羅
(
けいら
)
赤瓦
(
あかがわら
)