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肱掛
ふりがな文庫
“肱掛”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
ひじかけ
60.0%
ひじか
35.0%
ひぢかけ
5.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ひじかけ
(逆引き)
私が応接間をのぞいてみると、奥の
肱掛
(
ひじかけ
)
椅子に腰を下して、タバコを右手に持ちあげて、例のマネキ猫の恰好で目をとぢて考へてゐる。
散る日本
(新字旧仮名)
/
坂口安吾
(著)
肱掛(ひじかけ)の例文をもっと
(12作品)
見る
ひじか
(逆引き)
途中から乗った学生とも職工ともつかぬ男が、ベンチの
肱掛
(
ひじか
)
けに腰をおろして周囲の女生徒にいろんな冗談を言って笑わしていた。
写生紀行
(新字新仮名)
/
寺田寅彦
(著)
肱掛(ひじか)の例文をもっと
(7作品)
見る
ひぢかけ
(逆引き)
代助は
夜
(
よ
)
の
中
(
なか
)
に猶
凝
(
じつ
)
としてゐた。
凝
(
じつ
)
としてゐながら、
胸
(
むね
)
がわく/\した。
握
(
にぎ
)
つてゐる
肱掛
(
ひぢかけ
)
に、手から
膏
(
あぶら
)
が
出
(
で
)
た。代助は又手を鳴らして門野を呼び出した。
それから
(新字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
肱掛(ひぢかけ)の例文をもっと
(1作品)
見る
肱
漢検準1級
部首:⾁
8画
掛
常用漢字
中学
部首:⼿
11画
“肱掛”で始まる語句
肱掛椅子
肱掛窓
検索の候補
肱掛椅子
肱掛窓
片肱掛
“肱掛”のふりがなが多い著者
ジュール・ルナール
ヴィクトル・ユゴー
ロマン・ロラン
小栗虫太郎
徳田秋声
夏目漱石
中里介山
菊池寛
吉川英治
寺田寅彦