トップ
>
『散る日本』
ふりがな文庫
『
散る日本
(
ちるにほん
)
』
一九四七年六月六日 私は遠足に行く子供のやうな感動をもつて病院をでた。私の身辺には病人があり、盲腸から腹膜となつて手術後一ヶ月、まだ歩行不自由のため私も病院生活一ヶ月、東京では六・一自粛などと称して飲食店が休業となり、裏口営業などといふ、こ …
著者
坂口安吾
ジャンル
芸術・美術 > 諸芸・娯楽 > 将棋
初出
「群像 第二巻第八号」1947(昭和22)年8月1日
文字種別
新字旧仮名
読書目安時間
約37分(500文字/分)
朗読目安時間
約1時間2分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
干物
(
ほしもの
)
劫争
(
こうあらそい
)
却々
(
なかなか
)
媾和
(
こうわ
)
定石
(
じょうせき
)
岸柳
(
がんりゅう
)
恃
(
たの
)
楠
(
くすのき
)
目蒲
(
めかま
)
肱掛
(
ひじかけ
)
鞘
(
さや
)
頸
(
くび
)