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媾和
ふりがな文庫
“媾和”の読み方と例文
読み方
割合
こうわ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
こうわ
(逆引き)
つまり……毛利方から提示して来た条件というのは、この際、
媾和
(
こうわ
)
するならば、
備中
(
びっちゅう
)
、
備後
(
びんご
)
、
美作
(
みまさか
)
、
因幡
(
いなば
)
、
伯耆
(
ほうき
)
の五ヵ国を
割譲
(
かつじょう
)
しよう。
新書太閤記:08 第八分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
あるいは不満足なる
媾和
(
こうわ
)
に憤慨した余りの昂奮で筆が走ったので、平素の冷静な二葉亭ではかえって書けなかったかも知れない。
二葉亭四迷の一生
(新字新仮名)
/
内田魯庵
(著)
この会見の栄を肩身狭くも双肩に
荷
(
にな
)
える余に向って婆さんは
媾和
(
こうわ
)
条件の第一款として命令的に左のごとく申し渡した
自転車日記
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
媾和(こうわ)の例文をもっと
(11作品)
見る
“媾和”の意味
《名詞》
戦争の当事国が和を講ずること。
(出典:Wiktionary)
媾
漢検1級
部首:⼥
13画
和
常用漢字
小3
部首:⼝
8画
“媾”で始まる語句
媾曳
媾
媾合
媾話
媾曳宿
媾曳橋
媾事遮断
“媾和”のふりがなが多い著者
野村あらえびす
内田魯庵
中島敦
大隈重信
夏目漱石
長谷川時雨
吉川英治
森鴎外
坂口安吾
野村胡堂