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『自転車日記』
ふりがな文庫
『
自転車日記
(
じてんしゃにっき
)
』
西暦一千九百二年秋忘月忘日白旗を寝室の窓に翻えして下宿の婆さんに降を乞うや否や、婆さんは二十貫目の体躯を三階の天辺まで運び上げにかかる、運び上げるというべきを上げにかかると申すは手間のかかるを形容せんためなり、階段を上ること無慮四十二級、途 …
著者
夏目漱石
ジャンル
文学 > 日本文学 > 評論 エッセイ 随筆
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約17分(500文字/分)
朗読目安時間
約28分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
凹
(
ヘコ
)
眩
(
くらま
)
通
(
どお
)
乗
(
で
)
打
(
うっ
)
若干
(
いくばく
)
終
(
おお
)
練
(
な
)
堪
(
たえ
)
衝
(
つい
)
間
(
かん
)
免
(
まぬ
)
聞
(
きい
)
逢
(
あっ
)
連
(
つら
)
顛
(
ひっく
)
一度
(
ひとた
)
先
(
せん
)
向
(
むこう
)
漆桶
(
しっとう
)
策
(
むち
)
蹴
(
けっ
)
驀地
(
ばくち
)
下拵
(
したごしらえ
)
優
(
まさ
)
四這
(
よつばい
)
塞
(
ふさが
)
大
(
おおい
)
大悠
(
だいゆう
)
底
(
てい
)
弄
(
ろう
)
怖
(
こわ
)
惟
(
おもんみ
)
憐
(
あわれ
)
抜
(
ぬけ
)
捩
(
ねじ
)
擬
(
ぎ
)
翻
(
ひるが
)
腹癒
(
はらいせ
)
苟且
(
こうしょ
)
贏
(
あま
)
跨
(
またが
)
蹴飛
(
けとば
)
馳
(
か
)
一輛
(
いちりょう
)
不肖
(
ふしょう
)
乃至
(
ないし
)
乳母
(
うば
)
体躯
(
たいく
)
何返
(
なんべん
)
健気
(
けなげ
)
傲然
(
ごうぜん
)
出逢
(
であ
)
初出
(
でぞめ
)
刹那
(
せつな
)
剥
(
は
)
勢
(
いきおい
)
勧
(
すす
)
叩
(
たた
)
吃驚
(
びっくり
)
向脛
(
むこうずね
)
吾
(
われ
)
呵責
(
かしゃく
)
咽喉
(
のど
)
唯一
(
ゆいいつ
)
啻
(
ただ
)
嘶
(
いなな
)
埒
(
らち
)
塗炭
(
とたん
)
夥
(
おびただ
)
大童
(
おおわらわ
)
天涯
(
てんがい
)
天辺
(
てっぺん
)
奴
(
やつ
)
媾和
(
こうわ
)
専
(
もっぱ
)
尨大
(
ぼうだい
)
弛
(
ゆる
)
徐
(
おもむ
)
御免
(
ごめん
)
御閑
(
おひま
)
思惟
(
しい
)
悄然
(
しょうぜん
)
扼
(
やく
)
抛
(
ほう
)
択
(
えら
)
拉
(
らっ
)
挙
(
あ
)
挨拶
(
あいさつ
)
据
(
す
)
捷径
(
しょうけい
)
掛直
(
かけね
)
採
(
と
)
揚
(
あ
)
撰
(
えら
)
擦
(
す
)
旗幟
(
きし
)
曰
(
いわ
)
来
(
きた
)
板塀
(
いたべい
)