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塗炭
ふりがな文庫
“塗炭”の読み方と例文
読み方
割合
とたん
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
とたん
(逆引き)
やや完全に演ぜんなぞと
思立
(
おもいた
)
たば米や塩にまで重税を課して人民どもに
塗炭
(
とたん
)
の苦しみをさせねばならぬような事が起るかも知れぬ。
妾宅
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
天下の
塗炭
(
とたん
)
を救い、害賊を討ち、国土に即した公権を確立し、やがては永遠の平和と民福を計るにある。分っておるかそこのところは!
三国志:02 桃園の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
苔虫の国には政府と人民との区別がないから、政府が圧制して人民が
塗炭
(
とたん
)
に苦しむというごときことは決してない。
理想的団体生活
(新字新仮名)
/
丘浅次郎
(著)
塗炭(とたん)の例文をもっと
(25作品)
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“塗炭”の意味
《名詞》
塗炭(とたん)
極めて苦痛やみじめな状態のこと。
(context、dated)泥と炭のように汚いこと。
(出典:Wiktionary)
塗
常用漢字
中学
部首:⼟
13画
炭
常用漢字
小3
部首:⽕
9画
“塗炭”の類義語
困苦
窮乏
“塗炭”で始まる語句
塗炭板
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