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尨大
ふりがな文庫
“尨大”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
ぼうだい
94.0%
ばうだい
6.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ぼうだい
(逆引き)
日本
(
にほん
)
が
化物
(
ばけもの
)
の
貧弱
(
ひんじやく
)
なのに
對
(
たい
)
して、
支那
(
しな
)
に
入
(
い
)
ると
全
(
まつた
)
く
異
(
ことな
)
る、
支那
(
しな
)
はあの
通
(
とほ
)
り
尨大
(
ぼうだい
)
な
國
(
くに
)
であつて、
西
(
にし
)
には
崑崙雪山
(
こんろんせつざん
)
の
諸峰
(
しよぼう
)
が
際涯
(
はてし
)
なく
連
(
つらな
)
り
妖怪研究
(旧字旧仮名)
/
伊東忠太
(著)
笹村はいくら努力しても、
尨大
(
ぼうだい
)
なその原稿のまだ手を入れない部分の少しも減って行かないのを見ると、筆を持つ腕が思わず渋った。
黴
(新字新仮名)
/
徳田秋声
(著)
尨大(ぼうだい)の例文をもっと
(47作品)
見る
ばうだい
(逆引き)
小さい窓に雪の降りこめてゐるのを眺め、富岡は、
尨大
(
ばうだい
)
で
威嚇的
(
ゐかくてき
)
な人間社会の切断面を
覗
(
のぞ
)
いた気がした。自分の心は何処にもない。
浮雲
(新字旧仮名)
/
林芙美子
(著)
黒岩の頂は惜しくも雲に隱されたが、其の
尨大
(
ばうだい
)
な山容と、見下ろす黒澤の谷はひし/\と身に迫る樣な深い趣があつた。
黒岩山を探る
(旧字旧仮名)
/
沼井鉄太郎
(著)
尨大(ばうだい)の例文をもっと
(3作品)
見る
“尨大”の意味
《形容動詞》
厖大。
(出典:Wiktionary)
尨
漢検1級
部首:⼪
7画
大
常用漢字
小1
部首:⼤
3画
“尨”で始まる語句
尨犬
尨毛
尨
尨然
尨躯
尨雑
検索の候補
平板尨大
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林芙美子