“支那”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
しな77.8%
シナ16.0%
チャン1.5%
チャンチャン1.5%
キタイ1.0%
から0.5%
ちゃん0.5%
シノア0.5%
チヤン0.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
何だ、きさまの眼玉は黄いろできょろきょろまるで支那の犬のやうだ。ははあおれはドイツできさまの悪口を云ってやる。るかい。
電車 (新字旧仮名) / 宮沢賢治(著)
昔、支那田舎に書生が一人住んでいました。何しろ支那のことですから、桃の花の咲いた窓の下に本ばかり読んでいたのでしょう。
女仙 (新字新仮名) / 芥川竜之介(著)
支那探偵になるやうな奴は大和魂を知らねえ奴だ、大和魂を知らねえ奴あ日本人のなかまじやあねえぞ、日本人のなかまでなけりや支那人同一だ。
海城発電 (新字旧仮名) / 泉鏡花(著)
「だってあの御気色御覧じろ、きっとあれだ、えねえね、八丁堀で花札が走った上に、怨み重なる支那と来ちゃあ、こりゃられッこなし。」
湯島詣 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
吼えろ 支那! でも、多計代は、どうして、ああ憎悪を挑発するのが巧みなのだろう。うすぐらい観客席から舞台を見ている伸子の心に閃いた。
道標 (新字新仮名) / 宮本百合子(著)
古來支那日本大陰暦との相違すことし。
改暦弁 (旧字旧仮名) / 福沢諭吉(著)
戦争の最中に支那小児を殺したってあんなをしやあしまい。たちまち五六人血眼になって武者振つくと、仏敵だ、殺せと言って、固めている消防夫どもまで鳶口を振ってけ着けやがった。
黒百合 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
これでむっつり黙り込んでいると、何でえ、支那か、ということになって、鑑別の目的は完全に達せられる。
俺達はれとつて今まで自分の力量に気が附かず、雑種犬にまで白痴にされて段々田舎へ引込んで、支那の犬にさへ尻尾を下げて恐れ入つたもんだ。之からはう負けるものか。
犬物語 (新字旧仮名) / 内田魯庵(著)