“シナ”のいろいろな漢字の書き方と例文
ひらがな:しな
語句割合
支那91.2%
2.9%
為馴2.9%
2.9%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ところが、お前の中にいる『古代支那シナの衣冠を着けたいかさま君子』や『ヴォルテエルづらをした狡そうな道化』と来たら、どうだ。
なむ(なみ)はシナえて居る事、なびくと同じで、ぐにやりとして居る事である。「もころ」は占ひの詞である。卦と言葉とぴつたり合ふ正占の事で、二つのものがぴつたり合ふ事がもころである。
花の話 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
実際、彼の時代物を見てゐると、様式は凡彼自ら為馴シナ為壊シクヅした部分を除けばすべて先人の型である。
市村羽左衛門論 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
出すまゝの声が、カレの「女」を表現した。小ぶりに身を動して、肩と手とに美しくシナしながら、下体は飛び立つ様な動作をする。