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しなや
ふりがな文庫
“しなや”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
嫋
46.7%
靱
13.3%
柔軟
13.3%
靭
6.7%
優
6.7%
撓
6.7%
軟柔
6.7%
▼ 他 4 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
嫋
(逆引き)
つい——と
嫋
(
しなや
)
かな体を横に入れて、露八のそばへ坐ると、露八は跳び起きて
松のや露八
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
しなや(嫋)の例文をもっと
(7作品)
見る
靱
(逆引き)
もはや この神経の
靱
(
しなや
)
かさ
独楽
(新字旧仮名)
/
高祖保
(著)
しなや(靱)の例文をもっと
(2作品)
見る
柔軟
(逆引き)
さうして時々その古い一絃の古琴のうへに疲れたる汝の
柔軟
(
しなや
)
かな白い手をさしのべよ。
桐の花とカステラ
(新字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
しなや(柔軟)の例文をもっと
(2作品)
見る
▼ すべて表示
靭
(逆引き)
その一本一本の指は
靭
(
しなや
)
かに、繊細な神経を持った生物のように動くのだった。肥っていて丸味を持ってはいたが、整った線で細長い感じだった。
指と指環
(新字新仮名)
/
佐左木俊郎
(著)
彼は一瞬間、その女の顔を
睨
(
にら
)
むようにして視詰めた。そして無言で、すぐにその手を握った。細長い
靭
(
しなや
)
かな白い指だった。
指と指環
(新字新仮名)
/
佐左木俊郎
(著)
しなや(靭)の例文をもっと
(1作品)
見る
優
(逆引き)
誰ぞと怪しむ迄もなく其の姿の
優
(
しなや
)
かなのと着物の日影色とで分って居る、無論秀子だ、何の為に秀子が此の墓へ参るかは兼ねて不思議の一つだが
幽霊塔
(新字新仮名)
/
黒岩涙香
(著)
御覧なさい。双方の髪の毛が此の通り違って居ます、夏子のは緑が勝って色が重く、秀子のは黄が勝って色が軽いけれど、其の艶は一つです、毛筋の大小も
優
(
しなや
)
かさも、少しも異った所はなく、若し目を
幽霊塔
(新字新仮名)
/
黒岩涙香
(著)
しなや(優)の例文をもっと
(1作品)
見る
撓
(逆引き)
雪の
羅衣
(
うすもの
)
に、霞の
風帯
(
ふうたい
)
、髪には
珊瑚
(
さんご
)
の
簪花
(
さんか
)
いと愛くるしく、
桜桃
(
おうとう
)
に似る
唇
(
くち
)
、
蘭
(
らん
)
の
瞼
(
まぶた
)
。いや蘭の葉そのものの如き
撓
(
しなや
)
かな手ぶり足ぶり。
新・水滸伝
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
しなや(撓)の例文をもっと
(1作品)
見る
軟柔
(逆引き)
だが、片々に粉砕されたとはいえ、あのパルプの薄紅い光沢の木っ羽が、木の肉片がこのもこもことした、
軟柔
(
しなや
)
かな、粘りの酸っぱい、繊維の、一種の木の練り粕にたちまちの間に変形するとは。
フレップ・トリップ
(新字新仮名)
/
北原白秋
(著)
しなや(軟柔)の例文をもっと
(1作品)
見る
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