“ゆぎ”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:ユギ
語句割合
33.3%
33.3%
柚木16.7%
由木16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
長六閣下は、あずちのほうへ向きなおって、ゆぎから矢を抜き出す。
生矢いくや千箭ちのりゆぎ
草わかば (旧字旧仮名) / 蒲原有明(著)
私は、これでおいとまをするからね、この川を飛び渡って柚木ゆぎの方へ出るつもりだから、私がかなり逃げのびたと思う時分まで、お前、騒いじゃいけないよ、泥棒! なんて大きな声を
大菩薩峠:26 めいろの巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
小山田与清おやまだともきよは近代の博学であるが、その著『松屋筆記まつのやひっき』の中には、武蔵南多摩みなみたま郡の由木ゆぎ村の地名を解釈して、弓削ゆげ氏の植民地であったかと謂っているのは
木綿以前の事 (新字新仮名) / 柳田国男(著)