“軟柔”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
しなや50.0%
なんじゅう50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
だが、片々に粉砕されたとはいえ、あのパルプの薄紅い光沢の木っ羽が、木の肉片がこのもこもことした、軟柔しなやかな、粘りの酸っぱい、繊維の、一種の木の練り粕にたちまちの間に変形するとは。
フレップ・トリップ (新字新仮名) / 北原白秋(著)
小初はしなやかな胴を水によじり巻きよじり巻き、くまで軟柔なんじゅう感触かんしょくを楽んだ。
渾沌未分 (新字新仮名) / 岡本かの子(著)