“軟風”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
なよかぜ36.4%
なんぷう36.4%
そよかぜ18.2%
かぜ9.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
軟風なよかぜゆたにただたゆり吹くなべに
邪宗門 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)
日光は直射するが、海より吹く軟風なんぷうのために暑気を感ぜず、好晴のもとに浮ぶあは青靄せいあいの気が眸中ぼうちう山野さんやを春の如く駘蕩たいたうたらしめるのであつた。
軟風そよかぜの云ふを聞けば、⦅これはこれジュギュルタが孫!……⦆
軟風かぜはつめたい西にかはった
詩ノート (新字旧仮名) / 宮沢賢治(著)