“強風”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
きょうふう50.0%
ごうふう50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
おどろくまもあらず、ごうーッと一じん強風きょうふうにのって、ひくく、黒雲のように、旋舞せんぶしてりた大鷲おおわしがあった。
神州天馬侠 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
さしもの強風ごうふうなりしかど、消防つとめたりしにりて、三十幾戸を焼きしのみにて、午前二時におよびて鎮火するを得たり。雑踏のうちより怪き奴は早くも拘引せられしと伝へぬ。
金色夜叉 (新字旧仮名) / 尾崎紅葉(著)