“ごうふう”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
業風83.3%
強風16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ただ有り合ふ世だけに当嵌あてはめて、その場その場に身を生すことを考へて来た——事実、恋ふべき過去でも無い、信じられる未来とも思へなかつた、業風ごうふうの吹くままに遊び散らし、書き散らし
上田秋成の晩年 (新字旧仮名) / 岡本かの子(著)
業風ごうふうふきてこれうなが
宮本武蔵:06 空の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
さしもの強風ごうふうなりしかど、消防つとめたりしにりて、三十幾戸を焼きしのみにて、午前二時におよびて鎮火するを得たり。雑踏のうちより怪き奴は早くも拘引せられしと伝へぬ。
金色夜叉 (新字旧仮名) / 尾崎紅葉(著)