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業風
ふりがな文庫
“業風”の読み方と例文
読み方
割合
ごうふう
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ごうふう
(逆引き)
黄いろな陽の光を
掠
(
かす
)
めて
業風
(
ごうふう
)
のような風が吹いて、それが焔を八方に飛ばし、それが地震で瓦を落した跡の簷のソギをばらばらと吹き飛ばしていた。
変災序記
(新字新仮名)
/
田中貢太郎
(著)
業風
(
ごうふう
)
過ぐる
処
(
ところ
)
花空しく落ち 迷霧開く時銃忽ち鳴る
狗子
(
くし
)
何ぞ
曾
(
かつ
)
て仏性無からん
看経
(
かんきん
)
声裡
三生
(
さんせい
)
を証す
八犬伝談余
(新字新仮名)
/
内田魯庵
(著)
ただ有り合ふ世だけに
当嵌
(
あては
)
めて、その場その場に身を生すことを考へて来た——事実、恋ふべき過去でも無い、信じられる未来とも思へなかつた、
業風
(
ごうふう
)
の吹くままに遊び散らし、書き散らし
上田秋成の晩年
(新字旧仮名)
/
岡本かの子
(著)
業風(ごうふう)の例文をもっと
(5作品)
見る
業
常用漢字
小3
部首:⽊
13画
風
常用漢字
小2
部首:⾵
9画
“業”で始まる語句
業
業腹
業平
業物
業火
業病
業平橋
業因
業々
業突張
“業風”のふりがなが多い著者
内田魯庵
田中貢太郎
吉川英治
岡本かの子