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狗子
ふりがな文庫
“狗子”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
くし
62.5%
いぬ
37.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
くし
(逆引き)
昨夜二更一匹の
狗子
(
くし
)
窓下に来ってしきりに
哀啼
(
あいてい
)
す。
筆硯
(
ひっけん
)
の妨げらるるを
悪
(
にく
)
んで窓を開きみれば、
一望月光裡
(
いちぼうげっこうり
)
にあり。
寒威惨
(
かんいさん
)
として
揺
(
ゆる
)
がず。
星座
(新字新仮名)
/
有島武郎
(著)
業風
(
ごうふう
)
過ぐる
処
(
ところ
)
花空しく落ち 迷霧開く時銃忽ち鳴る
狗子
(
くし
)
何ぞ
曾
(
かつ
)
て仏性無からん
看経
(
かんきん
)
声裡
三生
(
さんせい
)
を証す
八犬伝談余
(新字新仮名)
/
内田魯庵
(著)
狗子(くし)の例文をもっと
(5作品)
見る
いぬ
(逆引き)
長者
恒
(
つね
)
に供養の時至るごとに一人をして辟支仏に往き請ぜしめた。この使い一
狗子
(
いぬ
)
を
畜
(
か
)
い日々伴れて行った。
十二支考:09 犬に関する伝説
(新字新仮名)
/
南方熊楠
(著)
いつまでも永く
狗子
(
いぬ
)
のやうに從ひてむ。
海潮音
(旧字旧仮名)
/
上田敏
(著)
狗子(いぬ)の例文をもっと
(3作品)
見る
狗
漢検準1級
部首:⽝
8画
子
常用漢字
小1
部首:⼦
3画
“狗子”で始まる語句
狗子柳
狗子草
検索の候補
子狗
狗張子
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狗子草
顔子狗
僊術狗張子
“狗子”のふりがなが多い著者
倉田百三
南方熊楠
内田魯庵
上田敏
有島武郎
和辻哲郎
正岡子規