南洋ニュウブリツン土人の説に、犬はもと直立して歩み甚だ速やかに走って多くの人を殺した。そこで生き残った人間が相談して、麪包果を極めて熱しその種子を犬の通路に撒いた。犬これを踏んで足を焼き、倒れて手をも焦し、それより立って歩む事叶わず。その種 …
著者 | 南方熊楠 |
ジャンル | 社会科学 > 風俗習慣・民俗学・民族学 > 伝説・民話[昔話] |
初出 | 1「太陽 二八ノ二」博文館、1922(大正11)年2月 2「太陽 二八ノ三」博文館、1922(大正11)年3月 3「太陽 二八ノ四」博文館、1922(大正1 |
文字種別 | 新字新仮名 |
読書目安時間 | 約1時間1分(500文字/分) |
朗読目安時間 | 約1時間41分(300文字/分) |
作品に特徴的な語句
降
白
間
過
著
微
中
養
竟
暴
些
愈
果
将
媚
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何方
故
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徐
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患
悪
悪狗
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擄
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螺髪
被
覆
見
訪
詰
誦
讃
鞭
鱷
香
飲食
頓著
金屋
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