“諮”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
はか83.9%
たず3.6%
ただ3.6%
はから3.6%
たづ1.8%
1.8%
とは1.8%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
始終を聞き終った総統の晁蓋ちょうがいは「こいつ、どこか見どころがある」と宋江や呉用にはかって、ひとまず段の身柄は泊中にとめておいた。
新・水滸伝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
一応たずねてみましたが、店の大戸を閉めたのは戌刻いつつ(八時)、それから誰も出なかったという言葉に間違いがあろうと思われません。
警官がいろいろ問いただしているうちに管轄署からの一行が来た。そして正しい取調べがはじめられた。
撞球室の七人 (新字新仮名) / 橋本五郎(著)
王大いに悦び救済の法をはからうと、ジサそれは容易な事、国内に荒野が多い、それへ人民の一部分を移して開墾しなさいと勧め、王これに従って見事に凶難を免れた。
平次はさり氣なくたづねますが、この問ひがいかに重要な意味を持つて居るか、八五郎——後ろの方に神妙に控へて居るあごの長いのが、急に分別顏になつたのでもよくわかります。
故に文学を評論するには、少くとも其本能本性に立ち入りて、然る後に功用、結果、目的等の陪審官にはざるべからず。
とはず右は重四郎の仕業しわざ相分あひわかり重四郎儀は町中まちぢう引廻ひきまはしのうへ獄門ごくもんおほせ付られ候上は有難く存すべし
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)