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戌刻
ふりがな文庫
“戌刻”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
いつつ
49.1%
いつゝ
46.4%
いぬどき
0.9%
いつつどき
0.9%
いつゝどき
0.9%
いぬのこく
0.9%
よつ
0.9%
▼ 他 4 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
いつつ
(逆引き)
藤枝蔵人老人が三河屋を出たのは、それから
一刻
(
いっとき
)
(二時間)も後——ツイ二三町の自分の家へ帰ったのは、
戌刻
(
いつつ
)
半(九時)過ぎ——。
銭形平次捕物控:087 敵討果てて
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
戌刻(いつつ)の例文をもっと
(50作品+)
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いつゝ
(逆引き)
「
戌刻
(
いつゝ
)
(八時)には潜りの大
海老錠
(
えびぢやう
)
をおろします。それから先は私が開けにかゝらなければ、外からは入れないことになつてをります」
銭形平次捕物控:238 恋患ひ
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
戌刻(いつゝ)の例文をもっと
(50作品+)
見る
いぬどき
(逆引き)
袈裟ノ前の死は、十四日の
宵
(
よい
)
の
戌刻
(
いぬどき
)
すぎごろ(午後九時)——場所は、
菖蒲小路
(
あやめこうじ
)
の自邸。
良人
(
おっと
)
の渡にとっては、留守のまのできごとだった。
新・平家物語:02 ちげぐさの巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
戌刻(いぬどき)の例文をもっと
(1作品)
見る
▼ すべて表示
いつつどき
(逆引き)
その日の宵の
戌刻
(
いつつどき
)
。
顎十郎捕物帳:06 三人目
(新字新仮名)
/
久生十蘭
(著)
戌刻(いつつどき)の例文をもっと
(1作品)
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いつゝどき
(逆引き)
聞居るお政の
辛
(
つら
)
さ
殘念
(
ざんねん
)
さ
辯解
(
いひわけ
)
なすとも
實
(
まこと
)
にせず
口惜涙
(
くやしなみだ
)
に
咽
(
むせ
)
返る心の中ぞ
哀
(
あは
)
れなり然るに天の助けにや
或夜
(
あるよ
)
戌刻
(
いつゝどき
)
とも思ふ頃下谷
車坂
(
くるまざか
)
より出火して火事よ/\と立騷ぎければ宅番の者ども大いに驚き皆々我家へ歸り見るに早火の紛は
破落々々
(
ばら/\
)
と來たり殊に風も
烈
(
はげ
)
しければ今にも
燒
(
やけ
)
て來るかと皆々
周章狼狽
(
あわてふためき
)
手に/\荷物を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
戌刻(いつゝどき)の例文をもっと
(1作品)
見る
いぬのこく
(逆引き)
夜
戌刻
(
いぬのこく
)
に忠之は成瀬を見舞ひに
往
(
い
)
つた。十九日に忠之は歸邸を許されたが、上邸は憚があると云ふので、弟隆政のゐた麻布の下邸に遷つて、隆政は長屋へ入り替つた。
栗山大膳
(旧字旧仮名)
/
森鴎外
(著)
戌刻(いぬのこく)の例文をもっと
(1作品)
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よつ
(逆引き)
小「お前さんは酒を三杯飲んだろうが、私は待ってる間にお
餅
(
かちん
)
を二タ切焼いて呉れたぎりだから腹が
空
(
へ
)
って仕様がない、もう直に
戌刻
(
よつ
)
になりますから早く
往
(
い
)
きましょう」
粟田口霑笛竹(澤紫ゆかりの咲分):02 粟田口霑笛竹(澤紫ゆかりの咲分)
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
戌刻(よつ)の例文をもっと
(1作品)
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戌
漢検1級
部首:⼽
6画
刻
常用漢字
小6
部首:⼑
8画
“戌刻”で始まる語句
戌刻半
戌刻過
戌刻頃
戌刻前
検索の候補
戌刻半
戌刻過
戌刻前
戌刻頃
“戌刻”のふりがなが多い著者
野村胡堂
作者不詳
三遊亭円朝
久生十蘭
吉川英治
森鴎外