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一刻
ふりがな文庫
“一刻”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
いっとき
61.0%
ひととき
15.6%
いっこく
14.9%
いつこく
5.0%
いつとき
2.1%
しばらく
0.7%
ちつと
0.7%
▼ 他 4 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
いっとき
(逆引き)
藤枝蔵人老人が三河屋を出たのは、それから
一刻
(
いっとき
)
(二時間)も後——ツイ二三町の自分の家へ帰ったのは、
戌刻
(
いつつ
)
半(九時)過ぎ——。
銭形平次捕物控:087 敵討果てて
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
一刻(いっとき)の例文をもっと
(50作品+)
見る
ひととき
(逆引き)
茂太郎の予報から約
一刻
(
ひととき
)
も経て、果して田山白雲の
生
(
しょう
)
のものが、月ノ浦の港の浜辺に現われて、船をめがけて大きな声をあげました。
大菩薩峠:34 白雲の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
一刻(ひととき)の例文をもっと
(22作品)
見る
いっこく
(逆引き)
利助の言うことは、本人を前にしては、少し立ち入りすぎますが、しかし五十男の
一刻
(
いっこく
)
で、思い込むと加減も遠慮もなかったのでしょう。
銭形平次捕物控:019 永楽銭の謎
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
一刻(いっこく)の例文をもっと
(21作品)
見る
▼ すべて表示
いつこく
(逆引き)
又
(
また
)
、
何
(
ど
)
うして
寐
(
ね
)
られる……
実
(
じつ
)
は
一刻
(
いつこく
)
も
疾
(
はや
)
く、
此
(
こ
)
の
娑婆
(
しやば
)
へ
連出
(
つれだ
)
すために、お
前
(
まへ
)
の
顔
(
かほ
)
を
見
(
み
)
たらば
其
(
そ
)
の
時
(
とき
)
!
壇
(
だん
)
を
下
(
お
)
りるなぞは
間弛
(
まだる
)
ツこい。
神鑿
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
一刻(いつこく)の例文をもっと
(7作品)
見る
いつとき
(逆引き)
行きがけの駄賃に一番
怨
(
うら
)
んでゐた今の旦那を殺しましたが、お銀さんにとめられて、内儀さんだけを助けて、
一刻
(
いつとき
)
ほど前、何處ともなく行つてしまひました。
銭形平次捕物控:310 闇に飛ぶ箭
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
一刻(いつとき)の例文をもっと
(3作品)
見る
しばらく
(逆引き)
さて、しかるにその足跡たるや、
一刻
(
しばらく
)
もやまない
粉雪
(
こゆき
)
のために、薄く
蔽
(
おお
)
われておりますが、これがきわめて大切な点で、ほかの無数の足跡と比べて蔽われ方が著しゅうござる。
名人地獄
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
一刻(しばらく)の例文をもっと
(1作品)
見る
ちつと
(逆引き)
含
(
ふく
)
みつゝ三次の
側
(
そば
)
へさし寄て今より何卒御一所にお
連
(
つれ
)
成
(
なさ
)
れて下されと云へば三次は
默禮
(
もくれい
)
し
然程迄
(
さほどまで
)
にも
逢度
(
あひたく
)
ば今夜
直
(
すぐ
)
にも同道せんと聞てお安は
飛立
(
とびたつ
)
思
(
おも
)
ひそれは/\有難し先樣でさへ
夜分
(
やぶん
)
にても
能事
(
よいこと
)
成
(
なれ
)
ば私しは
一刻
(
ちつと
)
も
疾
(
はや
)
く
逢度
(
あひたい
)
と悦ぶ
風情
(
ふぜい
)
に長庵は
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
一刻(ちつと)の例文をもっと
(1作品)
見る
“一刻”の意味
《名詞》
僅かな時間
一時の四分の一の時間。約30分。
頑固であること。一国。一徹。
(出典:Wiktionary)
一
常用漢字
小1
部首:⼀
1画
刻
常用漢字
小6
部首:⼑
8画
“一刻”で始まる語句
一刻半
一刻者
一刻前
一刻後
一刻千金
検索の候補
刻一刻
一刻半
一刻者
一刻前
一刻後
同一刻
小一刻
一刻千金
一分刻
一寸刻
“一刻”のふりがなが多い著者
吉川英治
佐々木味津三
野村胡堂
ニコライ・ゴーゴリ
中里介山
海野十三
作者不詳
小栗虫太郎
織田作之助
直木三十五