“然程迄”の読み方と例文
読み方割合
さほどまで100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
なさるべしといと忠實まめやかに申けるにぞ父母ふたおや其切そのせつなる心に感じ眼を屡叩しばたゝ然程迄さほどまで我が身を捨ても親をすくはんとは我が子ながらも見上たりかたじけなしとお文の脊中せなか
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
ふくみつゝ三次のそばへさし寄て今より何卒御一所におつれなされて下されと云へば三次は默禮もくれい然程迄さほどまでにも逢度あひたくば今夜すぐにも同道せんと聞てお安は飛立とびたつおもひそれは/\有難し先樣でさへ夜分やぶんにても能事よいことなれば私しは一刻ちつとはや逢度あひたいと悦ぶ風情ふぜいに長庵は
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)