“逢度”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
あひたく20.0%
あひたし20.0%
あいたい20.0%
あひたい20.0%
あひたき20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
いで芝八山へと急ぎ行次右衞門道々考へけるは天一坊家來に九條殿くでうどのの浪人にて大器量人とうはさある山内伊賀亮には逢度あひたくなしされば赤川大膳を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
れぬ者かな早々さう/\天一に逢度あひたしとの上意なり世の中の親の心はやみならねど子を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
あの時は此方こっちで伊之さんの事ばかり思っていて逢度あいたい々々とそればかりに気を揉んでいたから、畜生なんかに魅入られたんだけれど、今度はそうでない、私も心に懸らない事はないが
ふくみつゝ三次のそばへさし寄て今より何卒御一所におつれなされて下されと云へば三次は默禮もくれい然程迄さほどまでにも逢度あひたくば今夜すぐにも同道せんと聞てお安は飛立とびたつおもひそれは/\有難し先樣でさへ夜分やぶんにても能事よいことなれば私しは一刻ちつとはや逢度あひたいと悦ぶ風情ふぜいに長庵は
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
こまぬいて居たりけり翌日伊勢屋の養子千太郎は我が爲に久八が昨日きのふ始末しまつと夜の目もあはず少しも早く六右衞門にあうて實をあかさんと首尾しゆびせしかたくを出でて本石町なる六右衞門の宅へいたり久八に逢度あひたき由を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)