逢度あひたし)” の例文
れぬ者かな早々さう/\天一に逢度あひたしとの上意なり世の中の親の心はやみならねど子を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
よろこび心の中には此位このくらゐなら節季せつき師走しはすの中を來らず共能にと思ひけるゆゑ兄さん御前は夫でよからうが私は道々も明暮あけくれお前の事のみあんじられて斯して態々わざ/\くるからはせめては死目しにめ逢度あひたしと思ひて何なにか苦勞くらう
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)