“師走”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
しわす75.5%
しはす22.7%
シハス0.9%
デッサンブル0.9%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
師走の風が銀座通りを行き交う人々の足もとから路面の薄埃を吹き上げて来て、思わず、あっ! と眼や鼻をおおわせる夜であった。
越年 (新字新仮名) / 岡本かの子(著)
中津川備前屋の親仁伊左衞門なぞは師走の月にでもなると馬籠下町の紋九郎方に來て十日あまりも滯在し、町中へ小貸しなどして
桃の雫 (旧字旧仮名) / 島崎藤村(著)
此は師走晦日に亡者を呼びよせた髯籠と、祈年の依代との融合したものゝ様に見えるが、茲にも多くの枝を要素としてゐる事が知れる。
髯籠の話 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
一九二九年師走の三日、ここも北国の慣いとて、はや暮れかかる午後四時ごろ、巴里市第十一区三人姉妹街三番地なる棟割長屋