“朱欒”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ザボン36.8%
ざぼん36.8%
ザムボア15.8%
じゃがたら5.3%
サボン5.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
三歳の時、私は劇しい窒扶斯に罹つた。さうして朱欒の花の白くちるかげから通つてゆく葬列を見て初めて私は乳母の死を知つた。
思ひ出:抒情小曲集 (旧字旧仮名) / 北原白秋(著)
美しい黄の色が眼を射ると思えば、小さな店に柚子が小山と積んである。何と云う種類か知らぬが、朱欒程もある大きなものだ。
みみずのたはこと (新字新仮名) / 徳冨健次郎徳冨蘆花(著)
私はそこで四六判の横を長くしたような東雲堂発行の『朱欒』という、白秋編輯の詩の雑誌を見つけた。
我が愛する詩人の伝記 (新字新仮名) / 室生犀星(著)
這うようにして土蔵のうしろの裏木戸まで来まして、そこに立っている朱欒の樹にり付いて、やっとこさと抜けた腰を伸ばして立ち上りました。
ドグラ・マグラ (新字新仮名) / 夢野久作(著)
三歳の時、私は劇しい窒扶欺に罷つた。さうして朱欒の花の白くちるかげから通つてゆく葬列を見て私は初めて乳母の死を知つた。
水郷柳河 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)