“睦”のいろいろな読み方と例文
読み方(ふりがな)割合
むつ63.2%
むつま31.6%
むつまじ1.9%
むつみ1.4%
0.5%
むつまし0.5%
むづま0.5%
ムツ0.5%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“睦”を含む作品のジャンル比率
文学 > 日本文学 > 小説 物語4.2%
歴史 > 伝記 > 個人伝記3.4%
文学 > 日本文学 > 詩歌1.3%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
その職務しよくむ餘暇よかには、むつまじき茶話會ちやわくわい面白おもしろ端艇競漕たんていきようそう
それであるから、姉妹きょうだいもただならぬほどむつまじいおはまがありながら、別後一度も、相思の意を交換した事はない。
春の潮 (新字新仮名) / 伊藤左千夫(著)
二人のむつまじい容子を見ているうちに、勝平の心の中の憤怒ふんぬ何時いつの間にか、嫉妬しっとをさえ交えていた。
真珠夫人 (新字新仮名) / 菊池寛(著)
「なる程ね——道理であの二人ははたから見ると、胸が惡くなるほどむつまじく暮してゐますよ——隨分不自由はしてゐるやうだが」
さうして、貴下方はお二人とも末長く、です、いつも今夜のやうなこの心を持つて、むつまじく暮して下さい、私はそれが見たいのです!
金色夜叉 (新字旧仮名) / 尾崎紅葉(著)
内儀さんと千登世とは今日の日まで姉妹もたゞならぬほどむつまじくして來たし、近所の人達が千登世のところへ持つて來る針仕事を内儀さんは二階まで持つて上つてくれ
崖の下 (旧字旧仮名) / 嘉村礒多(著)
四十二年の二月に女義界の紛擾ふんじようの仲裁にたった羽目から、むつみ、正義の両派によらず独立して芸界に再来することになった。
竹本綾之助 (新字新仮名) / 長谷川時雨(著)
その土地々々のむつみの印になっています。5125
いうなる姿すがたつるゝよ
孔雀船 (旧字旧仮名) / 伊良子清白(著)
それは、すうさん、言ふまでもありはしない。私もこんな目にさへはなかつたら、今頃は家内三人でむつましく、笑つて暮してゐられるものを、と思へば猶の事、私は今日の別が何ともいはれないほど情無い。
金色夜叉 (新字旧仮名) / 尾崎紅葉(著)
で、ああしてむつましう一家族で居つて、私たちも死水を取つて貰ふつもりであつたものを、僅の行違から音信不通いんしんふつうなかになつて了ふと謂ふは、何ともはや浅ましい次第で、わしも誠に寐覚ねざめが悪からうと謂ふもの、実にをばとも言暮してゐるのだ。
金色夜叉 (新字旧仮名) / 尾崎紅葉(著)
そして私共を見ていかにもむづまじさうなその場の樣子を、樂しく見てゐる樣子であつた——そして彼はあの老婦人が、彼女の養女を再びび戻したから、すつかり快くなつてたのかと思つたと云つた。
皇睦神スメラガムツカムろぎなど言ふムツも誤解で、いつ・うつで神の義か、いつくなどに近い義か。
若水の話 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)