トップ
>
むつまし
ふりがな文庫
“むつまし”の漢字の書き方と例文
語句
割合
睦
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
睦
(逆引き)
二里あまり
隔
(
へだて
)
たる村より十九歳の
娵
(
よめ
)
をむかへしに、
容姿
(
すがた
)
憎
(
にく
)
からず
生質
(
うまれつき
)
柔従
(
やはらか
)
にて、
糸織
(
いとはた
)
の
伎
(
わざ
)
にも
怜利
(
かしこ
)
ければ
舅
(
しうと
)
姑
(
しうとめ
)
も
可愛
(
かあい
)
がり、
夫婦
(
ふうふ
)
の中も
睦
(
むつまし
)
く
家内
(
かない
)
可祝
(
めでたく
)
春をむかへ
北越雪譜:03 北越雪譜初編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
ああして
睦
(
むつまし
)
う一家族で居つて、私たちも死水を取つて貰ふ
意
(
つもり
)
であつたものを、僅の行違から
音信不通
(
いんしんふつう
)
の
間
(
なか
)
になつて了ふと謂ふは、何ともはや浅ましい次第で、
私
(
わし
)
も誠に
寐覚
(
ねざめ
)
が悪からうと謂ふもの
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
それは、
鈴
(
すう
)
さん、言ふまでもありはしない。私もこんな目にさへ
遭
(
あ
)
はなかつたら、今頃は家内三人で
睦
(
むつまし
)
く、笑つて暮してゐられるものを、と思へば猶の事、私は今日の別が何とも
謂
(
いは
)
れないほど情無い。
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
むつまし(睦)の例文をもっと
(2作品)
見る
検索の候補
むつ
むつま
むつまじ
むつみ
むつむ
むづま
ムツ