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寐覚
ふりがな文庫
“寐覚”の読み方と例文
旧字:
寐覺
読み方
割合
ねざめ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ねざめ
(逆引き)
斧
(
をの
)
も
鑿
(
のみ
)
も
忘
(
わす
)
れたものが、
木曾
(
きそ
)
、
碓氷
(
うすひ
)
、
寐覚
(
ねざめ
)
の
床
(
とこ
)
も、
旅
(
たび
)
だか
家
(
うち
)
だか
差別
(
さべつ
)
は
無
(
な
)
い
気
(
き
)
で、
何
(
なん
)
の
此
(
こ
)
の
山
(
やま
)
や
谷
(
たに
)
を、
神聖
(
しんせい
)
な
技芸
(
ぎげい
)
の
天
(
てん
)
、
芸術
(
げいじゆつ
)
の
地
(
ち
)
と
思
(
おも
)
はう。
神鑿
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
何升
(
なんしょう
)
食ったか自分にもわからぬがとにかくそれがためにその日は六里ばかりしか歩けなかった。
寐覚
(
ねざめ
)
の里へ来て名物の
蕎麦
(
そば
)
を勧められたが、蕎麦などを食う腹はなかった。
くだもの
(新字新仮名)
/
正岡子規
(著)
ああして
睦
(
むつまし
)
う一家族で居つて、私たちも死水を取つて貰ふ
意
(
つもり
)
であつたものを、僅の行違から
音信不通
(
いんしんふつう
)
の
間
(
なか
)
になつて了ふと謂ふは、何ともはや浅ましい次第で、
私
(
わし
)
も誠に
寐覚
(
ねざめ
)
が悪からうと謂ふもの
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
寐覚(ねざめ)の例文をもっと
(6作品)
見る
寐
漢検1級
部首:⼧
12画
覚
常用漢字
小4
部首:⾒
12画
“寐”で始まる語句
寐
寐入
寐床
寐衣
寐転
寐息
寐起
寐付
寐込
寐返
“寐覚”のふりがなが多い著者
尾崎紅葉
正岡子規
泉鏡太郎
泉鏡花