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寐付
ふりがな文庫
“寐付”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
ねつ
80.0%
ねつき
20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ねつ
(逆引き)
三四郎はそれなり
寐付
(
ねつ
)
いた。運命も与次郎も手を
下
(
くだ
)
し様のない位すこやかな
眠
(
ねむり
)
に入つた。すると半鐘の
音
(
おと
)
で眼が
覚
(
さ
)
めた。
何所
(
どこ
)
かで
人声
(
ひとごゑ
)
がする。東京の火事は是で二返目である。
三四郎
(新字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
子供は
疾
(
と
)
うに
寐付
(
ねつ
)
いた
後
(
あと
)
なので奥は
寂
(
しん
)
としていた。
下女
(
げじょ
)
は一番懸け離れた台所の
傍
(
そば
)
の三畳にいるらしかった。こんな時に細君をたった一人で置くのが健三には何より苦しかった。
道草
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
寐付(ねつ)の例文をもっと
(4作品)
見る
ねつき
(逆引き)
此間
(
このあひだ
)
から
頭
(
あたま
)
の
具合
(
ぐあひ
)
がよくないため、
寐付
(
ねつき
)
の
惡
(
わる
)
いのを
苦
(
く
)
にしてゐた
御米
(
およね
)
は、
時々
(
とき/″\
)
眼
(
め
)
を
開
(
あ
)
けて
薄暗
(
うすぐら
)
い
部屋
(
へや
)
を
眺
(
なが
)
めた。
細
(
ほそ
)
い
灯
(
ひ
)
が
床
(
とこ
)
の
間
(
ま
)
の
上
(
うへ
)
に
乘
(
の
)
せてあつた。
門
(旧字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
寐付(ねつき)の例文をもっと
(1作品)
見る
寐
漢検1級
部首:⼧
12画
付
常用漢字
小4
部首:⼈
5画
“寐”で始まる語句
寐
寐入
寐床
寐衣
寐転
寐息
寐起
寐返
寐込
寐覚