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寐衣
ふりがな文庫
“寐衣”の読み方と例文
読み方
割合
ねまき
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ねまき
(逆引き)
部屋へ戻ッても、尚お気が確かにならず、何心なく
寐衣
(
ねまき
)
に着代えて、力無さそうにベッたり、床の上へ坐ッたまま、身動もしない。
浮雲
(新字新仮名)
/
二葉亭四迷
(著)
表
(
おもて
)
二階を借りている伊東さんというカフェーの
女給
(
じょきゅう
)
が
襟垢
(
えりあか
)
と
白粉
(
おしろい
)
とでべたべたになった
素袷
(
すあわせ
)
の
寐衣
(
ねまき
)
に羽織を
引
(
ひっ
)
かけ、廊下から内を
覗
(
のぞ
)
いて
ひかげの花
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
やがて彼は
寐衣
(
ねまき
)
を着換えて、自分の床に入った。そうして濁りながら動いているような彼の頭を、静かな夜の支配に任せた。
道草
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
寐衣(ねまき)の例文をもっと
(6作品)
見る
寐
漢検1級
部首:⼧
12画
衣
常用漢字
小4
部首:⾐
6画
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