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ねつき
ふりがな文庫
“ねつき”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
熱氣
20.0%
寐付
20.0%
寝付
20.0%
根木
20.0%
眠付
20.0%
▼ 他 2 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
熱氣
(逆引き)
も
打渡
(
うちわた
)
り箱根の
峠
(
たうげ
)
も難なく越え藤澤の
宿
(
しゆく
)
に
泊
(
とま
)
りたる其夜友次郎は
俄
(
にはか
)
に
熱氣
(
ねつき
)
強
(
つよ
)
く起り
悶
(
もだ
)
え苦みけるにぞお花の驚き一方ならず
土地
(
ところ
)
の醫者を頼みて見せけるに是は
大暑
(
たいしよ
)
の時分に道中を
爲
(
し
)
給ひし故
邪氣
(
じやき
)
を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
煎
(
せん
)
じなどしけるが今宵は吾助の番に當りて例の如く次の間に寢て居たりしに喜内は
熱氣
(
ねつき
)
少し
薄
(
うす
)
らぎたるにや其夜は
心快
(
こゝろよ
)
げにすや/\と眠れる樣子なれば吾助は心に思ふ樣今喜内殿病に
疲
(
つか
)
れ
眠
(
ねむ
)
りたるなれば
假令
(
たとへ
)
寢首
(
ねくび
)
を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
ねつき(熱氣)の例文をもっと
(1作品)
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寐付
(逆引き)
此間
(
このあひだ
)
から
頭
(
あたま
)
の
具合
(
ぐあひ
)
がよくないため、
寐付
(
ねつき
)
の
惡
(
わる
)
いのを
苦
(
く
)
にしてゐた
御米
(
およね
)
は、
時々
(
とき/″\
)
眼
(
め
)
を
開
(
あ
)
けて
薄暗
(
うすぐら
)
い
部屋
(
へや
)
を
眺
(
なが
)
めた。
細
(
ほそ
)
い
灯
(
ひ
)
が
床
(
とこ
)
の
間
(
ま
)
の
上
(
うへ
)
に
乘
(
の
)
せてあつた。
門
(旧字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
ねつき(寐付)の例文をもっと
(1作品)
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寝付
(逆引き)
彼は十時半頃床に入って、万象に疲れた人のように
鼾
(
いびき
)
をかいた。この間から頭の具合がよくないため、
寝付
(
ねつき
)
の悪いのを苦にしていた御米は、時々眼を開けて薄暗い部屋を
眺
(
なが
)
めた。
門
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
ねつき(寝付)の例文をもっと
(1作品)
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▼ すべて表示
根木
(逆引き)
八十吉は父の『お師匠様』の孫で、僕よりも一つ年上の
童
(
わらべ
)
であつたが、八十吉が僕のところに遊びに来ると父はひどく八十吉を大切にしたものである。
読書
(
よみかき
)
がよく出来て、遊びでは
根木
(
ねつき
)
を
能
(
よ
)
く打つた。
念珠集
(新字旧仮名)
/
斎藤茂吉
(著)
ねつき(根木)の例文をもっと
(1作品)
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眠付
(逆引き)
何時もならば、目を閉ぢると直ぐに
睡眠
(
ねむり
)
に落ちるのだが、今夜は慣例を破つて、まだ眠氣の催さぬ
前
(
さき
)
に炬燵を離れたゝめか、頭が冴えて
眠付
(
ねつき
)
が惡かつた。
入江のほとり
(旧字旧仮名)
/
正宗白鳥
(著)
ねつき(眠付)の例文をもっと
(1作品)
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