寝付ねつき)” の例文
彼は十時半頃床に入って、万象に疲れた人のようにいびきをかいた。この間から頭の具合がよくないため、寝付ねつきの悪いのを苦にしていた御米は、時々眼を開けて薄暗い部屋をながめた。
(新字新仮名) / 夏目漱石(著)