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寝転
ふりがな文庫
“寝転”のいろいろな読み方と例文
旧字:
寢轉
読み方
割合
ねころ
84.8%
ねがえ
4.3%
ねこ
4.3%
ねこか
2.2%
ねころが
2.2%
ねまろ
2.2%
▼ 他 3 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ねころ
(逆引き)
省作は出してもらった着物を引っ掛け、
兵児帯
(
へこおび
)
のぐるぐる巻きで、そこへそのまま
寝転
(
ねころ
)
ぶ。母は省作の脱いだやつを
衣紋竹
(
えもんだけ
)
にかける。
春の潮
(新字新仮名)
/
伊藤左千夫
(著)
寝転(ねころ)の例文をもっと
(39作品)
見る
ねがえ
(逆引き)
眼を
瞑
(
ねむ
)
って居ながらも時々細目に開いて、
態
(
わざ
)
とムニャ/\と云いながら、足をバタァリと遣る
次手
(
ついで
)
にグルリと
寝転
(
ねがえ
)
りを打ち、
仰向
(
あおむけ
)
に成って、横目でジイとお瀧の方へ見当を附けると
霧陰伊香保湯煙
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
寝転(ねがえ)の例文をもっと
(2作品)
見る
ねこ
(逆引き)
ひっそりして人の
気合
(
けわい
)
もしないから、泥足のまま
椽側
(
えんがわ
)
へ
上
(
あが
)
って座蒲団の真中へ
寝転
(
ねこ
)
ろんで見るといい心持ちだ。
吾輩は猫である
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
寝転(ねこ)の例文をもっと
(2作品)
見る
▼ すべて表示
ねこか
(逆引き)
今夜はこれきり
寝転
(
ねこか
)
しかとは思っていますが、
同伴
(
つれ
)
の手前もあることで、帰るとも申し
悪
(
にく
)
いのでもじ/\いたしている。
根岸お行の松 因果塚の由来
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
寝転(ねこか)の例文をもっと
(1作品)
見る
ねころが
(逆引き)
土壊
(
つちくい
)
で土地が沈み、太い門柱が
門扉
(
とびら
)
をつけたままごろんと
寝転
(
ねころが
)
っている。小瓦の上には、
苔
(
こけ
)
が
蒼々
(
あおあお
)
。夏は
飛蝗
(
ばった
)
や
蜻蛉
(
とんぼ
)
の
棲家
(
すみか
)
になろう、その苔の上に落葉が落ち積んで、どす黒く腐っている。
平賀源内捕物帳:萩寺の女
(新字新仮名)
/
久生十蘭
(著)
寝転(ねころが)の例文をもっと
(1作品)
見る
ねまろ
(逆引き)
桶
(
おけ
)
を載せた七
輛
(
りょう
)
の
江州車
(
こうしゅうぐるま
)
(手押し車)をあちこちに停め、老若七人、
胡坐
(
あぐら
)
やら、
寝転
(
ねまろ
)
びやら、また木の根や車の
梶
(
かじ
)
に腰かけている者など、思い思いな恰好だった。
新・水滸伝
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
寝転(ねまろ)の例文をもっと
(1作品)
見る
寝
常用漢字
中学
部首:⼧
13画
転
常用漢字
小3
部首:⾞
11画
“寝”で始まる語句
寝
寝衣
寝台
寝床
寝覚
寝室
寝惚
寝所
寝呆
寝起
検索の候補
転寝
“寝転”のふりがなが多い著者
徳永直
久米正雄
徳田秋声
夏目漱石
橘外男
島崎藤村
三遊亭円朝
新渡戸稲造
吉川英治
伊藤左千夫