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ねがえ
ふりがな文庫
“ねがえ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
寝返
41.2%
寝反
17.6%
寐返
11.8%
寝転
11.8%
寐反
5.9%
根返
5.9%
臥返
5.9%
▼ 他 4 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
寝返
(逆引き)
昔
(
むかし
)
、
読
(
よ
)
んだ
小説
(
しょうせつ
)
には、やはりそんな
筋
(
すじ
)
のものがあったことを
思
(
おも
)
い
出
(
だ
)
して、お
父
(
とう
)
さんは、じっとしてまくらに
頭
(
あたま
)
をつけていられなかったのでした。たびたび、
寝返
(
ねがえ
)
りをなさったとき
火事
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
ねがえ(寝返)の例文をもっと
(7作品)
見る
寝反
(逆引き)
が、いよいよ電燈を消して見ると、何度か
寝反
(
ねがえ
)
りを繰り返しても、容易に
睡気
(
ねむけ
)
を催さなかった。
お律と子等と
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
ねがえ(寝反)の例文をもっと
(3作品)
見る
寐返
(逆引き)
或時の彼は毎夜細い
紐
(
ひも
)
で自分の帯と細君の帯とを
繋
(
つな
)
いで
寐
(
ね
)
た。紐の長さを四尺ほどにして、
寐返
(
ねがえ
)
りが充分出来るように工夫されたこの用意は、細君の抗議なしに幾晩も繰り返された。
道草
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
ねがえ(寐返)の例文をもっと
(2作品)
見る
▼ すべて表示
寝転
(逆引き)
昼寝をしていた
高安平四郎
(
たかやすへいしろう
)
は、顔に乗せていた
書籍
(
ほん
)
を落して、むくりと
寝転
(
ねがえ
)
ると
夏虫行燈
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
ねがえ(寝転)の例文をもっと
(2作品)
見る
寐反
(逆引き)
ひるの
中
(
うち
)
は
頻
(
しき
)
りに
寐反
(
ねがえ
)
りを打って、シクシク
泣
(
ない
)
ていたのが、夜に
入
(
い
)
ってから少しウツウツしたと思って、フト眼を
覚
(
さま
)
すと、僕の枕元近く奥さまが来ていらっしゃって
忘れ形見
(新字新仮名)
/
若松賤子
(著)
ねがえ(寐反)の例文をもっと
(1作品)
見る
根返
(逆引き)
与吉が
身体
(
からだ
)
を入れようという家は、
直
(
すぐ
)
間近
(
まぢか
)
で、一
町
(
ちょう
)
ばかり
行
(
ゆ
)
くと、
袂
(
たもと
)
に一本
暴風雨
(
あらし
)
で
根返
(
ねがえ
)
して
横様
(
よこざま
)
になったまま、半ば枯れて、半ば青々とした、あわれな
銀杏
(
いちょう
)
の
矮樹
(
わいじゅ
)
がある、橋が
一個
(
ひとつ
)
。
三尺角
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
ねがえ(根返)の例文をもっと
(1作品)
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臥返
(逆引き)
「出るわけはありませんよ、庵室はこの通りたった二た間、鉄童が
臥返
(
ねがえ
)
りを打ったのも解ります」
銭形平次捕物控:104 活き仏
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
ねがえ(臥返)の例文をもっと
(1作品)
見る
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