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『火事』
ふりがな文庫
『
火事
(
かじ
)
』
季節が、冬から春に移りゆく時分には、よくこんなような静かな、そして、底冷えのする晩があるものですが、その夜は、まさしくそんな夜でありました。一家は、いつものごとく時計が十時を打つと寝につきました。子供たちは、二階へ上がって、まくらに頭を載せ …
著者
小川未明
ジャンル
文学 > 日本文学 > 小説 物語
初出
「山野に鍛へる少国民」1942(昭和17)年4月
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約7分(500文字/分)
朗読目安時間
約11分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
上
(
あ
)
家
(
か
)
預
(
あず
)
勢
(
いきお
)
群
(
むら
)
下
(
お
)
事
(
ごと
)
止
(
と
)
穏
(
おだ
)
好
(
す
)
終
(
お
)
方
(
がた
)
新
(
あら
)
蒸気
(
じょうき
)
両親
(
りょうしん
)
中
(
なか
)
乾
(
ほ
)
消
(
け
)
人
(
にん
)
他人
(
たにん
)
片面
(
かためん
)
頭
(
あたま
)
音
(
おと
)
静
(
しず
)
兄
(
あに
)
先
(
さき
)
入
(
はい
)
階
(
かい
)
出
(
だ
)
横
(
よこ
)
門
(
もん
)
着
(
き
)
有
(
あ
)
秀吉
(
ひできち
)
埋
(
う
)
突然
(
とつぜん
)
声
(
ごえ
)
外
(
そと
)
夜
(
よる
)
軽
(
かる
)
軒
(
けん
)
時
(
じ
)
明日
(
あした
)
起
(
お
)
明
(
あか
)
赤
(
か
)
家
(
いえ
)
寒気
(
かんき
)
寝
(
ね
)
対
(
たい
)
小説
(
しょうせつ
)
方
(
ほう
)
話
(
はな
)
見物
(
けんぶつ
)
底冷
(
そこび
)
投
(
な
)
当
(
あ
)
打
(
う
)
惜
(
お
)
急
(
きゅう
)
群集
(
ぐんしゅう
)
火焔
(
かえん
)
柱
(
はしら
)
炎
(
ほのお
)
焼
(
や
)
煙突
(
えんとつ
)
照
(
て
)
燃
(
も
)
燦然
(
さんぜん
)
父
(
とう
)
物置
(
ものおき
)
独
(
ひと
)
玄関
(
げんかん
)
町
(
まち
)
留守
(
るす
)
目
(
め
)
真
(
ま
)
眠
(
ねむ
)
知
(
し
)
破
(
やぶ
)
私
(
わたし
)
移
(
うつ
)
空
(
そら
)
窓
(
まど
)
立
(
た
)
笑
(
わら
)
筋
(
すじ
)
紅
(
あか
)
絶
(
た
)
繰
(
く
)
置
(
お
)
美
(
うつく
)
長
(
なが
)
雨戸
(
あまど
)
離
(
はな
)
隣組
(
となりぐみ
)
障子
(
しょうじ
)
間
(
ま
)
開
(
あ
)
遠
(
とお
)