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片面
ふりがな文庫
“片面”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
かたおも
25.0%
かためん
25.0%
かたも
16.7%
かたづら
8.3%
かたッつら
8.3%
これ
8.3%
はんおもて
8.3%
▼ 他 4 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
かたおも
(逆引き)
行灯
(
あんどん
)
の灯が
片面
(
かたおも
)
を照して居るせいもあるでしょう、
何時
(
いつ
)
も
滴
(
したた
)
るような美しい顔が、妙に
引緊
(
ひきしま
)
って、畳に突いた片手は、ワナワナと
顫
(
ふる
)
えて居ります。
黄金を浴びる女
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
片面(かたおも)の例文をもっと
(3作品)
見る
かためん
(逆引き)
茶色
(
ちゃいろ
)
の
表紙
(
ひょうし
)
に青いとじ糸を使い、中の
紙
(
かみ
)
も
日本紙
(
にほんし
)
で
片面
(
かためん
)
だけに
字
(
じ
)
をすったのを二つ
折
(
お
)
りにして
重
(
かさ
)
ねとじた、
純日本式
(
じゅんにほんしき
)
の
読本
(
とくほん
)
でした。
くまと車掌
(新字新仮名)
/
木内高音
(著)
片面(かためん)の例文をもっと
(3作品)
見る
かたも
(逆引き)
子が
愛
(
め
)
づる
薄葉鉄
(
ブリキ
)
の太鼓、その
紅
(
あか
)
き
片面
(
かたも
)
剥げしに、土盛りて、せめて植ゑむと、福寿草霜に抜き来ぬ、二株三株。
篁
(新字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
片面(かたも)の例文をもっと
(2作品)
見る
▼ すべて表示
かたづら
(逆引き)
不二の尾はいまだはねむれ天つ辺の
秀
(
ほ
)
の
片面
(
かたづら
)
よ紅みさしつつ
海阪
(新字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
片面(かたづら)の例文をもっと
(1作品)
見る
かたッつら
(逆引き)
向うが見えるようになって居りますから、左の方を見たいと思うと右の
頬
(
ほゝ
)
ばかり洗って居りますゆえ、
片面
(
かたッつら
)
が
垢
(
あか
)
で
斑
(
ぶち
)
になっているお人があります。
業平文治漂流奇談
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
片面(かたッつら)の例文をもっと
(1作品)
見る
これ
(逆引き)
と駈出して
逃
(
にげ
)
る途端
母親
(
おふくろ
)
が止め様とした
機
(
はずみ
)
、田舎では大きな囲炉裏が切ってあります、上からは自在が掛って
薬鑵
(
やかん
)
の湯が
沸
(
たぎ
)
って居た処へ
双
(
もろ
)
に
反
(
かえ
)
りまして、
片面
(
これ
)
から
肩
(
これ
)
へ熱湯を浴びました。
真景累ヶ淵
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
片面(これ)の例文をもっと
(1作品)
見る
はんおもて
(逆引き)
片面
(
はんおもて
)
を、怪しきものの走るがごとく
颯
(
さ
)
と暗くなった海に向けて、蝕ある
凄
(
すご
)
き日の光に、
水底
(
みなそこ
)
のその悪竜の影に憧るる
面色
(
おももち
)
した時、隼の力の容貌は、かえって哲学者のごときものであった。
婦系図
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
片面(はんおもて)の例文をもっと
(1作品)
見る
“片面”の意味
《名詞》
片 面(かためん、かたつら)
一方の面。
顔の半面。
(出典:Wiktionary)
片
常用漢字
小6
部首:⽚
4画
面
常用漢字
小3
部首:⾯
9画
“片面”で始まる語句
片面鬼三郎
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