“茶色”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ちゃいろ50.0%
ちやいろ50.0%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
茶色ちゃいろいぬをつれたおとこひとは、ボールをすと、ちからいっぱい、これをとおくへかってげました。
赤土へくる子供たち (新字新仮名) / 小川未明(著)
試験管しけんかんをならべ、毒薬どくやくとかかれた茶色ちゃいろのびんをとりあげると、試験管の中に、たらたらと、三、四てきえきをたらしこんだ。
三太郎猿さんたろうざるはおうちゃくに、十兵衛じゅうべえひざ拝借はいしゃくしてもたれかかりながら、茶色ちゃいろの目をショボショボさせてながめている。
神州天馬侠 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
茶色ちゃいろかみをかぶったようなおとこ人形にんぎょうで、それをかせばをつぶり、こせばぱっちりと可愛かわい見開みひらいた。
伸び支度 (新字新仮名) / 島崎藤村(著)
ひつじのようにむくむくした、毛ののびた前足を前へつっぱり、くりくりした茶色ちゃいろをきょとんとあけて、わん、わんというよりは、おん、おんというような声でほえたてています。
あたまでっかち (新字新仮名) / 下村千秋(著)
卯平うへい近頃ちかごろ滅切めつきりくぼんだ茶色ちやいろしかめるやうにしながらかすかなゑみうかべた。
(旧字旧仮名) / 長塚節(著)
ドカリ——洗面所せんめんじよかたなる、どあつた、茶色ちやいろかほが、ひよいと立留たちどまつてぐいと見込みこむと
銀鼎 (新字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
からだ全體ぜんたいくろかほだけが茶色ちやいろのや、かたからむねしろまだらのあるのもゐます。
森林と樹木と動物 (旧字旧仮名) / 本多静六(著)
これは、まへくろずんだいろ土器どきとはことなつて、たゞの茶色ちやいろ土器どきです。
博物館 (旧字旧仮名) / 浜田青陵(著)
こたへて、茶色ちやいろのスエエタアをた、まるまるふとつたからだをよちよちさせながら、敏樹としきべつちひさなまりげた。
画家とセリセリス (旧字旧仮名) / 南部修太郎(著)