“茶色”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ちやいろ51.9%
ちゃいろ48.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ドカリ——洗面所(せんめんじよ)の方(かた)なる、扉(どあ)へ立(た)つた、茶色(ちやいろ)な顔(かほ)が、ひよいと立留(たちどま)つてぐいと見込(みこ)むと、茶(ちや)の外套(ぐわいたう)で恁(か)う、肩(かた)を斜(はす)に寄(よ)つたと思(おも)ふと
銀鼎 (新字旧仮名) / 泉鏡花、泉鏡太郎(著)
卯平(うへい)は固(もと)より親方(おやかた)から家(うち)の容子(ようす)やおつぎの成人(せいじん)したことや、隣近所(となりきんじよ)のことも逐(ちく)一聞(き)かされた。卯平(うへい)は窪(くぼ)んだ茶色(ちやいろ)の眼(め)に暖(あたゝ)かな光(ひかり)を湛(たた)へた。
土 (旧字旧仮名) / 長塚節(著)
庵主(あんじゅ)さんは、よそゆきの茶色(ちゃいろ)のけさを着(き)て、鐘(かね)のまえに立(た)つと、手(て)にもっている小(ちい)さい鉦(かね)をちーんとたたいて、お経(きょう)を読(よ)みはじめた。
ごんごろ鐘 (新字新仮名) / 新美南吉(著)
茶色(ちゃいろ)の表紙(ひょうし)に青いとじ糸を使い、中の紙(かみ)も日本紙(にほんし)で片面(かためん)だけに字(じ)をすったのを二つ折(お)りにして重(かさ)ねとじた、純日本式(じゅんにほんしき)の読本(とくほん)でした。
くまと車掌 (新字新仮名) / 木内高音(著)