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茶箪笥
ふりがな文庫
“茶箪笥”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
ちゃだんす
89.7%
ちやだんす
10.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ちゃだんす
(逆引き)
火鉢のわきに小母さんが、園からずっと離れて
茶箪笥
(
ちゃだんす
)
の前におぬいさんが座をしめた時には、園の前にはチャブ台は片づけられていた。
星座
(新字新仮名)
/
有島武郎
(著)
長火鉢のまえに膝をそろえた喜左衛門は、思いついたように横の
茶箪笥
(
ちゃだんす
)
から
硯箱
(
すずりばこ
)
をおろして、なにごとか心覚えにしたためだした。
丹下左膳:01 乾雲坤竜の巻
(新字新仮名)
/
林不忘
(著)
茶箪笥(ちゃだんす)の例文をもっと
(35作品)
見る
ちやだんす
(逆引き)
だが、心はおだやかに静まつてゆき、思ひのほかにペンははかどり、
軈
(
やが
)
て空腹をおぼえて来た。
茶箪笥
(
ちやだんす
)
からパンを出して来て、富岡は電熱でコオヒイをわかした。
浮雲
(新字旧仮名)
/
林芙美子
(著)
が、立ち退いた跡と云ふ条、取り残した
茶箪笥
(
ちやだんす
)
や長火鉢は、その中にもはつきり見る事が出来た。新公は其処に
佇
(
たたず
)
んだ儘、かすかに汗ばんでゐるらしい、お富の襟もとへ目を落した。
お富の貞操
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
茶箪笥(ちやだんす)の例文をもっと
(4作品)
見る
茶
常用漢字
小2
部首:⾋
9画
箪
漢検準1級
部首:⽵
15画
笥
漢検準1級
部首:⽵
11画
“茶”で始まる語句
茶
茶碗
茶店
茶屋
茶釜
茶漬
茶筅
茶色
茶褐色
茶椀
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