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古箪笥
ふりがな文庫
“古箪笥”の読み方と例文
読み方
割合
ふるだんす
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ふるだんす
(逆引き)
部屋の隅にある
古箪笥
(
ふるだんす
)
に眼をつけると立ち上がって、その上の何やら
斑点
(
しみ
)
のあるのを透して見た上懐ろ紙を出して静かに拭きました。
銭形平次捕物控:200 死骸の花嫁
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
古箪笥
(
ふるだんす
)
や
行李
(
こうり
)
などのあるそばで狭い猫の額のような庭に対して、なまりぶしの堅い煮付けでかれらは酒を飲んだり飯を食ったりした。
田舎教師
(新字新仮名)
/
田山花袋
(著)
徳さんは
痺
(
しび
)
れを切らして寝てしまったが、夜なかに眼をさましてみると、くに子は
古箪笥
(
ふるだんす
)
に
凭
(
もた
)
れて、坐ったまま眠っていたそうであった。
季節のない街
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
古箪笥(ふるだんす)の例文をもっと
(6作品)
見る
古
常用漢字
小2
部首:⼝
5画
箪
漢検準1級
部首:⽵
15画
笥
漢検準1級
部首:⽵
11画
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山本周五郎