“ちゃいろ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
茶色81.3%
褐色12.5%
6.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
茶色ちゃいろ表紙ひょうしに青いとじ糸を使い、中のかみ日本紙にほんし片面かためんだけにをすったのを二つりにしてかさねとじた、純日本式じゅんにほんしき読本とくほんでした。
くまと車掌 (新字新仮名) / 木内高音(著)
老婢の身体つきは、だいぶ老齢の女になつて、横顔のあごの辺に二三本、褐色ちゃいろ竪筋たてすじが目立つて来た。
蔦の門 (新字旧仮名) / 岡本かの子(著)
若いざん切り頭の先生は、蒲団ふとんを隅の方へ押しやって、ちゃいろい畳の上で火鉢で御飯ごはんをたいていた。そして飯の出来るまでと言って、将棋しょうぎを教えてくれたりしたものであった。
簪を挿した蛇 (新字新仮名) / 中谷宇吉郎(著)