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『蔦の門』
ふりがな文庫
『
蔦の門
(
つたのもん
)
』
私の住む家の門には不思議に蔦がある。今の家もさうであるし、越して来る前の芝、白金の家もさうであつた。もつともその前の芝、今里の家と、青山南町の家とには無かつたが、その前にゐた青山隠田の家には矢張り蔦があつた。都会の西、南部、赤坂と芝とを住み …
著者
岡本かの子
ジャンル
文学 > 日本文学 > 小説 物語
初出
「むらさき」1938(昭和13)年1月
文字種別
新字旧仮名
読書目安時間
約15分(500文字/分)
朗読目安時間
約25分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
褐色
(
ちゃいろ
)
之
(
し
)
可愛
(
かわ
)
更
(
か
)
上
(
あが
)
交
(
か
)
冠
(
かむ
)
出
(
い
)
却
(
かえっ
)
拙
(
つた
)
最早
(
もは
)
朧
(
ろう
)
生
(
なま
)
銭
(
せん
)
顧
(
かえりみ
)
児
(
ご
)
刺
(
とげ
)
嘗
(
かつ
)
崎
(
みさき
)
框
(
がまち
)
歴
(
へ
)
歿
(
ぼっ
)
気
(
け
)
気兼
(
きが
)
爽
(
さわや
)
白金
(
しろがね
)
空
(
から
)
老婢
(
ろうひ
)
臭
(
くさ
)
距
(
へだた
)
一揃
(
ひとそろ
)
不揃
(
ふぞろ
)
与
(
あずか
)
乍
(
なが
)
交
(
まじ
)
仕舞
(
しま
)
仲違
(
なかたが
)
伯母
(
おば
)
佇
(
たたず
)
何故
(
なぜ
)
依
(
よ
)
做
(
な
)
健気
(
けなげ
)
兎角
(
とかく
)
円鑵
(
まるかん
)
冴
(
さ
)
初蝉
(
はつぜみ
)
刺戟
(
しげき
)
剰
(
あま
)
勢
(
いきおい
)
勤人
(
つとめにん
)
匍
(
は
)
却
(
かえ
)
厨
(
くりや
)
可哀
(
かわい
)
叱
(
しか
)
呉
(
く
)
呟
(
つぶや
)
和
(
なご
)
嗜癖
(
しへき
)
囁
(
ささや
)
因業
(
いんごう
)
土瓶
(
どびん
)
坐
(
すわ
)
埃
(
ほこり
)
執拗
(
しつよう
)
声音
(
こわね
)
壺
(
つぼ
)
寸
(
すん
)
小夜
(
さよ
)
小言
(
こごと
)
巻軸
(
かんじく
)
強
(
し
)
彩
(
いろど
)
御座
(
ござ
)
忽
(
たちま
)
怒鳴
(
どな
)
恍惚
(
こうこつ
)
恰好
(
かっこう
)
悉
(
ことごと
)
悪戯
(
いたずら
)
憐
(
あわ
)
憶
(
おも
)
所詮
(
しょせん
)
手庇
(
てびさし
)
技倆
(
ぎりょう
)
捲
(
ま
)
掻
(
か
)
揃
(
そろ
)
揺蕩
(
ようとう
)
搦
(
から
)
敵役
(
かたきやく
)
早熟
(
ませ
)
是非
(
ぜひ
)
曳
(
ひ
)
朝靄
(
あさもや
)
朽葉
(
くちば
)
棗
(
なつめ
)
楽焼
(
らくやき
)
横匍
(
よこば
)