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横匍
ふりがな文庫
“横匍”の読み方と例文
読み方
割合
よこば
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
よこば
(逆引き)
門の裏側の若蔦の群は扉を
横匍
(
よこば
)
ひに匍ひ進み、
崎
(
みさき
)
と崎にせかれて、その間に干潮を急ぐ海流の形のやうでもあり、大きくうねりを見せて動いてゐる潮のやうでもある。
蔦の門
(新字旧仮名)
/
岡本かの子
(著)
中佐は、壁に背をつけた
儘
(
まま
)
スルスルと、
蟹
(
かに
)
の
横匍
(
よこば
)
いのように
壁際
(
かべぎわ
)
を
滑
(
すべ
)
っていった。そして軈て中佐がピタリと止ったのは、「司令官室」と黒い札の上に白エナメルで書かれた室だった。
空襲葬送曲
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
横匍(よこば)の例文をもっと
(2作品)
見る
横
常用漢字
小3
部首:⽊
15画
匍
漢検1級
部首:⼓
9画
“横”で始まる語句
横
横町
横柄
横面
横着
横浜
横合
横川
横臥
横腹
“横匍”のふりがなが多い著者
岡本かの子
海野十三