“横臥”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
おうが72.2%
わうぐわ11.1%
よこたわ5.6%
2.8%
ねころん2.8%
よこたは2.8%
よこふ2.8%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
兄達は土のくぼみに横わり、私も別に窪地をみつけて、そこへ這入はいって行った。すぐ側には傷ついた女学生が三四人横臥おうがしていた。
夏の花 (新字新仮名) / 原民喜(著)
卯平うへい横臥わうぐわしたまゝでおつぎがんだときなかつた。おつぎがふたゝこゑけて開墾地かいこんちてからもかれしばらものう身體からだ蒲團ふとんからおこさなかつた。
(旧字旧仮名) / 長塚節(著)
下男共げなんどもて、かれ手足てあしり、小聖堂こせいどうはこったが、かれいまだめいせずして、死骸むくろだいうえ横臥よこたわっている。ってつき影暗かげくらかれてらした。
六号室 (新字新仮名) / アントン・チェーホフ(著)
雜木林ざふきばやしこずゑしろつらなつて西にしとほ山々やま/\彼方かなた横臥たのがにはか自分じぶん威力ゐりよくたくましくすべきふゆ季節きせつ自分じぶんてゝつたのにがついて
(旧字旧仮名) / 長塚節(著)
痛いには違いあるまいが、頭がただもうぼう無感覚ばかになっているから、それで分らぬのだろう。また横臥ねころんで夢になって了え。
下男共げなんどもて、かれ手足てあしり、小聖堂こせいだうはこつたが、かれいまめいせずして、死骸むくろだいうへ横臥よこたはつてゐる。つてつき影暗かげくらかれてらした。
六号室 (旧字旧仮名) / アントン・チェーホフ(著)
横臥よこふしぬ。心こそ、鳩酢草はとかたばみ
夏の日 (新字旧仮名) / 末吉安持(著)