“わうぐわ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
横臥80.0%
押臥20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
各〻又我が火焚き塲の傍にあつまり座して且つだんじ且つくらひ、けば即ち横臥わうぐわして漁獵の夢抔をむしびしならん。
コロボックル風俗考 (旧字旧仮名) / 坪井正五郎(著)
「これは/\、御揃おそろひで御散歩でらつしやいまするか、オヽ、『黒』さんも御一緒ですか」と、芝生に横臥わうぐわせる黒犬にまで丁重に敬礼す、是れなん其仁そのじん、獣類にまで及べるもの
火の柱 (新字旧仮名) / 木下尚江(著)
皆之を押臥わうぐわし其上に木葉或はむしろきて臥床となす、炉をかんとするに枯木かれきほとんどなし、立木を伐倒きりたをして之をくすふ、火容易やうゐうつらず、寒気かんき空腹くうふくしのぶの困難亦甚しと云ふべし
利根水源探検紀行 (新字旧仮名) / 渡辺千吉郎(著)