“おうが”の漢字の書き方と例文
語句割合
横臥100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
高き所へ裸体となりて手に団扇うちわを握り、これをつかいながら、『ああラクダ(楽だ)、ああラクダ』といいつつ横臥おうがしていた
迷信と宗教 (新字新仮名) / 井上円了(著)
ただ褞袍どてらを着て横臥おうがした寝巻姿ねまきすがたの津田の面影おもかげが、熱心に舞台を見つめている彼女の頭の中に、不意に出て来る事があった。
明暗 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
ハナショウブは、ふつうに水ある泥地でいちに作ってあるが、しかし水なき畑にえても、くできて花が咲く。宿根性草本しゅっこんせいそうほんで、地下茎ちかけい横臥おうがしている。
植物知識 (新字新仮名) / 牧野富太郎(著)