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栽
ふりがな文庫
“栽”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
う
73.3%
つく
8.3%
うえ
5.0%
うう
3.3%
き
3.3%
うわ
1.7%
うゝ
1.7%
は
1.7%
ウワ
1.7%
▼ 他 6 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
う
(逆引き)
また『
古語拾遺
(
こごしゅうい
)
』によれば、その天日鷲命が東国経営の際に、穀の木を
栽
(
う
)
えられた地方が今の
下総
(
しもうさ
)
の
結城
(
ゆうき
)
であったとも言われている。
木綿以前の事
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
栽(う)の例文をもっと
(44作品)
見る
つく
(逆引き)
「はい、百姓の母が、百姓を
怠
(
おこた
)
ると、体がすぐれぬと申しまして、長浜へ移りまして後も、城内の畑を耕し、いろいろな物を
栽
(
つく
)
っております」
黒田如水
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
栽(つく)の例文をもっと
(5作品)
見る
うえ
(逆引き)
板倉と
撫川
(
なずかわ
)
の
郷
(
さと
)
の、中を行く芳野の川の、川岸に
幾許
(
ここら
)
所開
(
さける
)
は、
誰
(
たが
)
栽
(
うえ
)
し梅にかあるらん、
十一月
(
しもつき
)
の月の始を、早も
咲有流
(
さきたる
)
墨汁一滴
(新字旧仮名)
/
正岡子規
(著)
栽(うえ)の例文をもっと
(3作品)
見る
▼ すべて表示
うう
(逆引き)
満園ノ奇香微風ニ動クハ
菟裘
(
ときゅう
)
ノ薔薇ヲ
栽
(
うう
)
ルナリ。ソノ清幽ノ情景
幾
(
ほと
)
ンド画図モ描ク
能
(
あた
)
ハズ。文詩モ写ス能ハザル者アリ。シカシテ遊客
寥々
(
りょうりょう
)
トシテ
尽日
(
じんじつ
)
舟車ノ影ヲ見ザルハ何ゾヤ。
向嶋
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
栽(うう)の例文をもっと
(2作品)
見る
き
(逆引き)
兩臂を
栽
(
き
)
り落し、兩脚を斷り去つても、生命の存する以上、
某甲
(
なにがし
)
の心は缺くる無く存して居るやうである。
努力論
(旧字旧仮名)
/
幸田露伴
(著)
栽(き)の例文をもっと
(2作品)
見る
うわ
(逆引き)
ソシテまずこれが適処に
栽
(
うわ
)
ったと仮定する。
植物記
(新字新仮名)
/
牧野富太郎
(著)
栽(うわ)の例文をもっと
(1作品)
見る
うゝ
(逆引き)
木曾川
石岩
(
せきがん
)
に
映山紅
(
えいざんこう
)
盛に開く。
矮蟠
(
あいはん
)
すること
栽
(
うゝ
)
るがごとし。
和合酒
(
わがふしゆ
)
を買ふ。(酒店和合屋
木工右衛門
(
もくゑもん
)
と
名
(
なづ
)
く。)二里半三
富野
(
との
)
駅。一里半妻籠駅。二里馬籠駅。扇屋兵次郎家に宿す。苦熱たへがたし。
伊沢蘭軒
(新字旧仮名)
/
森鴎外
(著)
栽(うゝ)の例文をもっと
(1作品)
見る
は
(逆引き)
その証拠には、日蔭に
栽
(
は
)
えた樹木が光線に逢ひたいばかりに、自然に幹が曲つて行つてゐるのをさへ私は見出したことがある。
樹木と空飛ぶ鳥
(新字旧仮名)
/
田山花袋
、
田山録弥
(著)
栽(は)の例文をもっと
(1作品)
見る
ウワ
(逆引き)
と言つても、やはり土は乾いて唯背の低くて、色のわるい樫の下生えが一杯に
栽
(
ウワ
)
つてゐるやうなところが、鼻の先にあつた。
戞々たり 車上の優人
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
栽(ウワ)の例文をもっと
(1作品)
見る
栽
常用漢字
中学
部首:⽊
10画
“栽”を含む語句
前栽
栽培
栽込
鉢栽
盆栽
中前栽
壺前栽
栽庭
電気栽培
雁皮栽培録
誰向江辺処処栽
苗木栽培地
花卉栽培
盆栽師
栽蒔
栽植
栽付所
手栽
年々栽
壺栽培
...
“栽”のふりがなが多い著者
柳田国男
牧野富太郎
原勝郎
南方熊楠
岡本綺堂
吉川英治
正岡子規
正宗白鳥
ハンス・クリスチャン・アンデルセン
永井荷風