“鉢栽”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
はちうえ50.0%
はちうゑ50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
椅子いすを下りるとき、身体からだ真直まっすぐになったので、視線の位置が天井からふと庭先に移ったら、そこにあった高さ五尺もあろうと云う大きな鉢栽はちうえの松が宗助の眼に這入はいった。
(新字新仮名) / 夏目漱石(著)
椅子いすりるとき、身體からだ眞直まつすぐになつたので、視線しせん位置ゐち天井てんじやうから不圖ふと庭先にはさきうつつたら、其所そこにあつたたかさ五しやくもあらうとおほきな鉢栽はちうゑまつ宗助そうすけ這入はいつた。
(旧字旧仮名) / 夏目漱石(著)