鉢栽はちうえ)” の例文
椅子いすを下りるとき、身体からだ真直まっすぐになったので、視線の位置が天井からふと庭先に移ったら、そこにあった高さ五尺もあろうと云う大きな鉢栽はちうえの松が宗助の眼に這入はいった。
(新字新仮名) / 夏目漱石(著)